もう会うのはやめようと思っている相手から、何度もLINEが来るとやっぱり気になります。出会い系で知り合った専門学校生のHarutoくんは、どう考えても恋人同士には無理な関係。だって息子と歳が近いんだもの。水族館でデートして、ホテルで筆おろしして、彼のアパートにも何回か行ったあと、わざと連絡を絶っていました。

スマホの通知ポップアップに出たトークは読んでるけれど、既読にならないようLINEは開いていません。PCMAXでは彼を「見ちゃいやリスト」に登録。私が掲示板を利用しているのが分からないようにしていました。


あれっ、その手があったのか! なんだかバツが悪いので、仕方なくLINEで返信しちゃいました。

押し問答をしているうちに根負けして、最後に一回だけ会うことになりました。ただし彼のアパートに行ってご飯を作るんじゃなく、場所はスタバでお茶だけです。
久しぶりに会ったHarutoくんはヒゲなんか伸ばして、都会っぽくイメチェンしていました。それでも若い子たちが集うスタバでは、きっと私たちは親子に見えるはず。


キッ!とにらんだHarutoくんは、マグカップを持つ私の手を握りました。

マジな顔で「愛してる」を大きな声で言うので、となりの席のカップルがこっちをチラチラ見ています。やだ、恥ずかしい
Harutoくんがポケットから取り出した四角い紙包みを開けると、指輪ケース。ペアリングが入っています。しかもイミテーションじゃなくて、メレダイヤの飾りがついた本物です。


Harutoくんが私の息子だったらきっと「バカ!」と叱りつけるだろうと思いながら、でも女としてはすごく嬉しくて、言葉に詰まってしまいました。
チラ見している隣りのカップルにはお構いなしに、堂々と私の薬指にリングをはめる彼は男らしくて、今日はとても頼もしい。胸がドキドキ高鳴ります

うわ~、もう顔が真っ赤です
それからは頭がボーっとして、どこをどう歩いたか覚えてません。カーテンから差し込む朝日で目が覚めたら、Harutoくんのベッドで素っ裸になっていました。乱れまくった髪を整えようと鏡を見ると、首筋にキスマークがはっきりと付いています。うわっ、夕べはやりまくったんだ・・
スヤスヤ寝息を立てているHarutoくんは、肌がスベスベでちょっと幼い。それに比べて私ったら、目の下にできたクマがオバサンを強調しています
どうしよう、彼が起きないうちに帰っちゃおうかな。ベッドから出ようとしたら、いきなり彼の両腕が後ろから抱きつきました。

それからは彼の上に乗せられて、ヒリヒリしている熱いクレパスに、太くて固い杭が侵入。下から突き上げられて「あふぅ・・っ」と何度もイキました。



本当にこのまま続いていくのかしら、私たちの関係。取りあえず今は何も考えずに、男と女ってことだけに集中することにします。さあ、もう一回ね
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