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掲示板の愛人募集でMがOKと言ったけど・・・展開がヤバくない?(中編)

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ミステリアスな男が運転するベンツのゲレンデに乗って、品川駅の港南口からお台場までの距離はとても長く感じました。「よそ見してたら、襲っちゃうよ」なんて言われると、エッチな妄想がどんどん膨らんじゃう

もしかして用意してあるお部屋に直行? ドアを閉めたらいきなり目隠しされて、ワンピースのファスナーを下ろされて、髪を持ち上げて首筋にキスされて・・・

Junichi
写真で見るより、ずっとキレイですね。白いワンピース、よく似合ってる。

 

ドキッ! 心の声が聞こえてる!?

Mayu
ホ、ホントですか 嬉しいです いつもジーパンばかりだから、今日は特別におしゃれしてきたの。
Junichi
そうか、Mayuさんは子どもたちが相手の仕事でしたね。こんな時間に呼び出しちゃったけど、今日は幼稚園、早く出られたんですか?

 

あ、そうだった! ハピメのプロフは主婦じゃなくて、幼稚園のセンセーにしてるんだった、ヤベー

Mayu
たまたま創立記念日でお休みだったんですぅ。

 

幼稚園に創立記念日なんてある?と思いながらも、とっさに嘘ついちゃった~

Junichi
私立の幼稚園の先生をしてるってことは、Mayuさんはお嬢様なのかな?

 

ギャハハ~、私がお嬢様だなんて、しがないサラリーマンの父親が聞いたら引っくり返っちゃうよ~

Mayu
いえ、父は大したことない中小企業で・・・
Junichi
お父さんも経営者なんですね。

 

やだ、勝手に勘違いしてるけど、突っ込まれないように話を逸らそーっと。

Mayu
Junichiさんの会社はどのへんにあるんですか?
Junichi
本社は渋谷だけど、僕はいろんな事業をやってるから。まあ、詳しいことは後で話します。

 

いろんな事業をやってるって、モノホンのお金持ちじゃん!? 私、ハピメで当たりくじを引いた?

海の香りがして、いつの間にかお台場。車はビルの地下駐車場に入り、Junichiさんは誰かに電話しています。「じゃ、今から行く」ってどこに?

 

 

エレベーターに乗って上がったのは、窓からレインボーブリッジが見えるレストラン。お客さんは誰もいなくて、マネージャーらしき男性が出迎えてくれました。

Junichi
まだ大人の会話をする時間じゃないけど、ここは眺めがいいんですよ。 オープン前に入りました。
Mayu
それでお客さんがいないのね。よく来るお店?
Junichi
僕が経営していますので。
Mayu
え?不動産会社じゃなかったの?
Junichi
まあ、いろんな事業をやってますからね。ここは趣味みたいなもんです。

 

程なくして、マネージャーがシャンパングラスと、よく冷えたモエのボトルを持ってきました。私の大好きなイチゴが添えてあります。

Mayu
わあ、おしゃれ
Junichi
まだ、ダメですよ

 

 

Junichiさんはイチゴを一粒つまむと、私の唇ギリギリのところに持ってきます。

Junichi
食べたい?
Mayu
うん!
Junichi
うんじゃなくて、お嬢様なら「はい」でしょ? 何が食べたいですか?
Mayu
イチゴ
Junichi
どんなイチゴ?
Mayu
その赤いイチゴ・・が食べたいです。
Junichi
ほかの表現はないの? 僕も食べたくなるくらいの、ゾクゾクする言いかたをしなさい

 

うわあ、これってIQテスト? それとも私のM度をチェックしてる?

Mayu
摘み立ての、何も付けなくても甘いイチゴ。
Junichi
そんなイチゴは幾らでもあるよ。
Mayu
誰かに摘まれるのを待ちわびていたイチゴ。
Junichi
形は?
Mayu
ほのかに産毛が生えていて、ぷっくりした形。
Junichi
中はどんな色をしている?
Mayu
外側よりもキレイな色。ピンクがかっていて・・
Junichi
爪を立てたらどうなる?
Mayu
中身がじゅくじゅくに熟れているから、すぐに果汁があふれてくるわ。 一度あふれ出したら、もう止まらなくなります
Junichi
歯で噛んだらどうかな?
Mayu
噛んだら・・、噛まれたら・・・、あ・・あっ

 

フフッと笑ったJunichiさんは、私の口にイチゴをポン!と入れました。美味しい、美味しすぎる・・ こんなの初めて

唇の端から果汁がこぼれて、白いワンピースに赤いシミがつきました。今日初めて着たのに、ヤバ、拭かなきゃ! でもJunichiさんはマネージャーを呼ぶわけでもなく、ドキドキしている私の顔を眺めています。

Mayu
あの、お化粧室はどこですか? 拭いてきます。
Junichi
クリーニングに出せばいいよ。
Mayu
え? でも時間が経ったら取れなくなっちゃう。
Junichi
僕の部屋に行きましょう。マンスリー契約でホテルの部屋を取ってあるから。スピードクリーニングに出せば数時間で仕上がりますよ。

 

このとき私が思ったのはワンピースのシミがどうのじゃなくて、レースの下着を身につけてきて良かったってこと 安心して脱げるわ~

亭主には友だちと逢うから遅くなると言っといたし、思う存分エッチができるぞーい

サンセットが近づいたお台場の空には、薄い三日月が浮かんでいます。ふふふ、私のアソコもこれから満ちていくんだもんねっ

ついにM度テストは第二段階に突入するのでありました

(後編に続く)

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