ミステリアスな男が運転するベンツのゲレンデに乗って、品川駅の港南口からお台場までの距離はとても長く感じました。「よそ見してたら、襲っちゃうよ」なんて言われると、エッチな妄想がどんどん膨らんじゃう
もしかして用意してあるお部屋に直行? ドアを閉めたらいきなり目隠しされて、ワンピースのファスナーを下ろされて、髪を持ち上げて首筋にキスされて・・・
ドキッ! 心の声が聞こえてる!?
あ、そうだった! ハピメのプロフは主婦じゃなくて、幼稚園のセンセーにしてるんだった、ヤベー
幼稚園に創立記念日なんてある?と思いながらも、とっさに嘘ついちゃった~
ギャハハ~、私がお嬢様だなんて、しがないサラリーマンの父親が聞いたら引っくり返っちゃうよ~
やだ、勝手に勘違いしてるけど、突っ込まれないように話を逸らそーっと。
いろんな事業をやってるって、モノホンのお金持ちじゃん!? 私、ハピメで当たりくじを引いた?
海の香りがして、いつの間にかお台場。車はビルの地下駐車場に入り、Junichiさんは誰かに電話しています。「じゃ、今から行く」ってどこに?
エレベーターに乗って上がったのは、窓からレインボーブリッジが見えるレストラン。お客さんは誰もいなくて、マネージャーらしき男性が出迎えてくれました。
程なくして、マネージャーがシャンパングラスと、よく冷えたモエのボトルを持ってきました。私の大好きなイチゴが添えてあります。
Junichiさんはイチゴを一粒つまむと、私の唇ギリギリのところに持ってきます。
うわあ、これってIQテスト? それとも私のM度をチェックしてる?
フフッと笑ったJunichiさんは、私の口にイチゴをポン!と入れました。美味しい、美味しすぎる・・ こんなの初めて
唇の端から果汁がこぼれて、白いワンピースに赤いシミがつきました。今日初めて着たのに、ヤバ、拭かなきゃ! でもJunichiさんはマネージャーを呼ぶわけでもなく、ドキドキしている私の顔を眺めています。
このとき私が思ったのはワンピースのシミがどうのじゃなくて、レースの下着を身につけてきて良かったってこと 安心して脱げるわ~
亭主には友だちと逢うから遅くなると言っといたし、思う存分エッチができるぞーい
サンセットが近づいたお台場の空には、薄い三日月が浮かんでいます。ふふふ、私のアソコもこれから満ちていくんだもんねっ
ついにM度テストは第二段階に突入するのでありました
(後編に続く)
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